はぁ…ネガるポジるエネる【日記】
ポジティブとネガティブ。
ポジティブとネガティブ。
積極的と消極的。
肯定と否定。
要するに、「ある」か「ない」か。
「ある」は「ない」ものに与え(奪われ)。
「ない」は「ある」ものから奪う(与えられる)。
「ある」けど「ない」ものもある。
「ない」けど「ある」ものもある。
「ある」も「ない」も、その時々で立場を変える。
たとえば、が「ある」なら、
「ある」を「ある」視点で、「ない」を捉えたとき、
「ある」を「ない」視点で、「ない」を捉えたとき。
結局、どちらが「その時」の主役なのか。
それは、「その時」の当事者である「観測者」が決める。
一般的なポジティブ/ネガティブの意味は、観測者が、
「ある」を「ある」と考えたときにポジティブだとし、
「ある」を「ない」と考えたときにネガティブとしているわけだ。
どちらも「ある」ことには変わりは無い。
そう考えると、ポジティブやネガティブに価値はない。
そもそも、この世に「ない」という状態は「ない」だろう。
この考えはネガティブだろうか。
さて、現実の脳はどう判断しているだろう。
理想や想像の話とは違い、ポジティブにもネガティブにも十分価値があるように思える。
ポジティブに、またはネガティブに表現するかで、人の行動は変わってしまうのだから。
たとえば、あなたが病気で苦しんでいるとき、医者にこう告げられる。
「2つの治療法が選べます。どちらも失敗すると死亡リスクがあるのですが...
一つは、96.9%の人が助かる治療術「マイクロエックスチャージ」。
二つめは、33人に1人が死ぬ治療法「微小強圧治療法」」
どちらもほぼ同じ内容だけど、表現の違いがある。
96.9%で助かるなら是非とも治療されたいが、
33人に1人死ぬと言われると、自分も死んでしまう気がする。
さらに言えば、
96.9%という言葉には真実味もあるし、名前は最先端っぽい。失敗しても悪いようにはならない気すらする。
逆に、33人に1人死ぬと言われれば、教室1クラスの誰かが死ぬぐらいの確率だし、なんだか名前も古臭い。
結果的には、どちらの治療法を選んでも変わらないけれど、
多くの人はマイクロエックスチャージを選ぶことになる。
なーんて話しは置いといて、
いつものブログの書き方話なんだけど、
「どうすれば多くの人に読んでもらえるか」を考えたときに
ネガティブを避け、ポジティブな言葉を並べる方法が有効なのは間違いない。
けれど、本当に人を強く惹きつけるには、ネガティブの使い方が大事なんじゃないか。
たとえば、
基準:あの方は人だ。
ポジ:あの方は「みんなに優しい」人だ。
ネガ:あの方は「どこか距離がある」人だ。
ポネ1:あの方は「みんなに優しいが、どこか距離がある」人だ。
ポネ2:あの方は「みんなに優しく愛想が良いが、どこか距離がある」人だ。
ポネ3:あの方は「みんなに優しいが、どこか距離があって面白くない」人だ。
※ポジティブとネガティブがもつエネルギー量は基準が0として等しくなるように考慮。 ※ポネ1はポジティブ1、ネガティブ1で混ぜた。 ※ポネ2はポジティブ2、ネガティブ1で混ぜた。 ※ポネ3はポジティブ1、ネガティブ2で混ぜた。
あなただったら、どの「あの方」に興味が引かれる?
もしよかったら、コメントに残してくれると勉強になる。
おまけに潜在意識
潜在意識では、ネガティブもポジティブも区別されていないって話は知ってる?
もちろん、スピリチュアルな話じゃなくて現実の脳の話。
脳は、考えたり発したりした言葉のイメージが、現実になるように行動を調整していく。
たとえば、勝負のかかった場面で「負けるなよ!俺!」よりも
「勝てよ!俺!」の方が勝率が上がる。
さらにいえば、
「勝ったな!俺!」の方が、確定したものいいで勝率がさらに上がる。
なぜか、それは脳が単純に「負ける」「勝つ」の言葉に反応して、各々に近づけるように調整しただけだ。
スポーツでいえば、視点や体の動かし方 が無意識に変わってくる。
だからもし、敵の能力を落としたいときは褒め倒せばいい。
相手を褒めると、自分の脳が褒めるイメージで埋まり、自分を褒めたように実現されていく。
一方、褒められた相手は不慣れなことで調子を崩すかもしれないし、
「いやいやそんなことないよ」とか謙遜し始めたらこっちのもの。
相手は本当に「そんなことない」奴に成り下がる。
また、脳から調整される度合いは、そのイメージに使われているエネルギー量に比例する。
心当たりがあると思うが、
ネガティブに使われるエネルギーというのは、ポジティブよりも大きいようで、かなりの実現力を持っているといえる。
だから、「あぁ!金持ちになりたい!」よりも、
「うぁ、金持ちになりたくない...」の方が金持ちになる実現力が強い。
さっきの例でいえば、「俺が勝ってしまったのか...はぁ」の方がいいということになる。
もっとも、大事な場面でそういうイメージが本気でできる奴は天才だが。
まとめ
っとまぁ色々な話がありましたが、
要は、ネガティブも良いよね、
ネガティブも大事にしてやってねって話。
周りの人でよくネガってる奴がいたら、
潜在エネルギーだけはポジティブマンより多いので、
ポジティブに変える方法か、ネガり方を変える方法をアドバイスしてあげてほしい。
めっちゃ成長するかもしれんよ。
一回も文中にエネるって言葉が出なかった件について