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【見方】モノの見かた【考え方】

今誰かが見ている記事(数秒後表示)

・目で見える物は、すべて見る
・リストがあれば便利
・必殺技は、他人に聞く!

モノの見方を身につけたいと思いませんか?

しかし、そう簡単に身につくものでもないしなーっと。

せや、考え付いたこと全部リスト化しとけばええんや!

ってことで、とにかく参考になりそうなものを書き出してみました。

基本のモノの見かた

  • 全観  - 目で見えるものは、すべて見る
  • 正当化 - 万物の悪い面は、必ず良い面に言い換えられる。
  • 自比  - 自身が持つ何かと、対象を比べる

上3つはちょっとした心構えです。左側は、分かりやすく造語としてまとめました。

全観とは、長さや重さ、質感など難しいことを考えなくても分かるものを、すべて把握してみるという意味です。

正当化とは、物事は良悪が表裏一体であることを理解し、悪のようにうつるものを良として捉えます。

例: 先輩にお客の前で怒鳴られ、恥をかいた。

→もしかしたら先輩は、お客から怒鳴られそうになっている私を察知し、先回りして怒鳴ることでお客からのクレーム機会を奪ってくれた。

というふうに、正当化します。


この場合、先輩の意図に関わらず、先輩の行動は科学的に有効です。

両者の空間中(その場にいる人全員)における態度(勢い)の合計値は常に一定といいます。

片方が強い態度を取ることに成功したとき、残った方は弱い態度になるということです。

ただし、かばう場合に強い態度を取ることはリスクを伴います。

態度が強すぎれば「この店は、客の前で怒鳴るのか」「かわいそうで見てられない」と客離れしてしまったり、かばったはずの相手からも理解を得られないこともありえます。

適切な態度を取るにはそれなりの経験がいるでしょう。


自比とは、対象と自分を比べ、何が似ていて何が違うのかを探そうという意味です。

見かたの基本として

1.どうにかして知覚する

2.ソレに名前を付けて区別する(認知)、すでに付けられているときもある

3.ソレ同士で入れ替えたり、比べたりする

だけのことですが、これが難しい。

1.は努力したからと上手くいくものではないし、3.は知ってても忘れがち。

2.は簡単。世界で最も認知できる生物、それは人間!見えないモノまで認知できちゃいます。

さてさて、そういう手間を省けるのが、モノの見かたリストなのさ!

それと、心構えや概念って、仕分けには便利だけど、分かった気になるのが注意かも。

個から全体は分かっても、全体から個を知ることはできない、ってやつですね。

モノの見かたリスト(考え付き次第、追加)

使えそうなものを置いていきます。

  • ヘンカン系
    • 気持ち
      • ポジティブ
      • ネガティブ
      • 楽しいとき
      • 悲しいとき
    • 単語
      • AでB→BでA 例:アルコールで除菌 →除菌でアルコール
    • 人種
    • 偉人
    • 職業
      • エリート弁護士なら
      • 凄腕の医者なら
      • マクド店員なら
      • 変態哲学者なら
      • 科学的に
      • 民俗学的に
    • IQ系
      • 天才なら
      • 凡才なら
      • 頭の悪い人なら
      • 完璧な人なら
      • 雑な人なら
    • 体調
      • 若い
      • 老けてる
      • 寝起き
      • 寝る前
      • 睡眠不足
      • 病気
        • 頭痛
        • 腹痛
        • 腰痛
        • 排泄したい
      • 満腹
      • 空腹
  • ギャクテン系
    • 得と考えたら
    • 損と考えたら
    • 実は
      • わたしのため
      • あなたのため
    • 立場
      • 大人だったら
      • 子供だったら
      • リーダーなら
      • 社長なら
      • 社員なら
      • 仙人なら
      • 金持ちなら
      • 貧乏なら
    • 価値
      • 高価だったら
      • 安価だったら
      • 自分にとって
      • 他人にとって
  • サイズ系
    • 拡大
      • 大げさにしてみる
      • 世界規模にしてみる
      • 近くから
    • 縮小
      • 控えめにしてみる
      • 一畳なら
      • 遠くから
    • 単位
      • 長さ
      • 重さ
      • 体積
      • 面積
  • イロ系
    • 赤色
    • 青色
  • ジカン系
    • 未来
      • 3年後,100年後
    • 過去
      • 3年前,100年前
  • ドウキ系
    • 仕事として
    • 遊びとして
    • 頼まれたから
    • 使命
    • 倒産
    • 失恋
  • カンキョウ系
    • 場所
      • 内側から
      • 外側から
      • 上から
      • 下から
      • 斜めに
    • 種が育つには土や水が必要、種だけあっても何もならない
    • 暑かったら
    • 寒かったら
    • 晴れてたら
    • 雨が降ってたら
    • タワーの上だったら
    • 山の上だったら
    • 宇宙なら -コウドウ系  - 動作  - 限界
      • 上限までやってみたら
      • 下限まで -ヒョウゲン系  - 可愛く  - 格好良く -ヒカク系  - 身体
      • 自分の目と比べて
      • 自分の手に
      • 自分の足と
      • 自分の体の色と比べて

リストをみることすら面倒だって!?

仕方がないですね、秘密ですよ。

  • 周囲の環境を一時的にでも変えてみる
  • 他人に聞いてみる
  • 嫌いなものに手を出してみる

これなら、無意識にモノの見かたが変わりますよ、へっへっへ。

何も考えないことも、一つの見かた

多彩な視点を求めすぎて、息詰まることもあるかもしれません。

そんなときは、あえて思考を止めてみよう。

人の脳は幻想的なことを想像すると、思考が止まるそうです。

たとえば、

紫色の猫が、ゾウほどはある黄色いチョコケーキを美味しそうに食べている様子

とか、いかがでしょう?

小話

モノの見かたを変えたい理由として、ネガティブをポジティブにするため、というのが一番多いのかなと感じます。

とくに、人の意思疎通で必要ですよね。

そういうときに、私が参考にしている話があります。

究極的なモノ(宇宙のビックバンや生物の謎)を本気で追い求めている人は、話をよく聞く姿勢があり、性格も穏やか。彼らが怒ったり悲しむことは、ほとんどない。

常に論理的で科学的な視点をもって、万物に接しているから、感情の変化が興味の方にしか向かない。怒っているように見えても、それは有効な対処として理論的に行われている。

先輩に理不尽なことで怒られたとしても、彼らであれば、「どうして先輩は、理不尽なことで怒ってしまったのか」という興味を皮切りに、謎の追求がはじまります。

嫌なことがあったのか?脳の一部に異常をきたしているのか?だとしたらどこの部位がなぜ?そういえばさっき、角に腰をぶつけていたな。痛みが原因でアドレナリンが出てしまっているのか?いや、もしかしたら私の何かに嫉妬しているのか?物理的な痛みと嫉妬の痛みは同じだと聞くからな、混同してるのかもしれない。おっと、もうそろそろ、先輩の話に返さなければ、続きはこのあとだ。こういう理論的でないときに有効なのは、共感だな。「わかります、〇〇と言いたいのですね。私もその件について同意です。〇〇することで解決できると考えてます。」決まったか。あれ?更に不満げだぞ。共感してほしくないということか。とすれば、考えていたより単純な支配行動だな。弱い態度をとって、先輩を煽って支配感を高めて満足させるか。いや、理不尽な人間に支配されるのは避けたほうがいいし、延々と態度が強くなるかもしれない。よし、この強い態度を奪えるか試そう。彼の声は、78デシベル程度か?先程の私の声は65デシベルほどだっただろうか。では、85デシベルの声で、胸を張りながら謝罪の言葉を発しよう。加えて少し眉毛をあげて悲しそうにすればいいだろう。続いて、90デシベルで追い込むように、謝罪を繰り返そう。ギャップと気迫が近づく感覚に驚くがいい。

この間わずか9秒のことであった。

失礼、妄想が入りました。

実際に科学的かは、さておきまして。

相手の言動を、あなたが思う科学的な態度で対処すると気持ちが楽だよって話です。

他には、言動の原因を徹底的に、発言者に求めるのもありですね。

先輩に、あなたのミスで注意されたときに、

「どうしたの!?そんなに怒って!何か辛いことがありました!?話し聞きましょうか?」

先輩が何かした雰囲気で攻め立てます。周囲に人がいれば、なお効果的です。

あの人大丈夫かなって、あなたが心配されるかもしれないけど。

僕は、耳がはえたペンギンなのか。
ペンギンがはえた耳なのか。