ふさわしくない?2018年ミス・ユニバースの岐阜大会に関する問題【感想】
2018年ミス・ユニバースの岐阜大会に関する問題
1位の女子短大生(19歳)、グランプリ剥奪
理由は、LINE(ほかの出場者同士でつくるLINEグループ)でイベント管理者が変わることへの不安を投稿
主催者「岐阜代表にふさわしくない」
ざっくりこんな感じの騒動があったようだ。
これについて思うこと。
LINEの内容など、詳細は明かされていないので、強いことは言えない。
もしかしたら、相当な悪口や規則に反することを投稿していた可能性もある。
けれど、分かる範囲で考えると、
イベント管理者が変わるぐらいで、今後の活動について不安を感じてしまうグランプリ獲得者は、 「岐阜代表にふさわしくない」ということだと理解できる。
まぁ、確かにミス・ユニバースを目指す世界はかなり厳しいと聞く。
ちょっとやそっとのことで不安がったり、ましてその不安を感染させるような人に、世界一の美を持つ女性への期待は重いかもしれない。
しかし、そう考えたとしても疑問がある。
ミス・ユニバースのような多数派尊重の大会において。
みんなで決めたグランプリを、
みんなで決めていない主催者が、
みんなで決めずにグランプリを剥奪するっていう行為は妥当なんだろうか。
ふさわしい人が、ふさわしくない人に、ふさわしくないと言われる。日常生活でもよく見かける光景だ。
まとめると、
人間世界で、何かに不適合かもしれない個人(or小さな集団)を、不適合と決めるのは、自分あるいは別の個人ではなく、必ず人間世界(大きな集団)であるべきだと、私は考える。
さらにまとめれば、
短大生の不安的中。
もっとも、「みんなで決めていない主催者」というのは、憶測でしかないけれど。
もし、「みんなで決めた主催者」であったならば、今回の決断には正当性が出てくると、私は考える。
今回の教訓は、
一定の立場がある人間は、情報が拡散してしまう可能性のある場所で、ネガティブな発言を控える。
発言したいときは、閉鎖的な場所か、いっそ積極的に拡散し、ネガティブな原因を改善していくようにする。
っとまぁ…
オモテだけを見て考えると、こういう感想になるけど、
実際には、主催者にとって相当都合の悪い発言があったのではないだろうか。
今回のグランプリの女子短大生は未成年。
成人であれば許されても、未成年に禁止(または非推奨)されていることは多い。
その中で、騒動前に、主催者は未成年に成人の振る舞いを要求したんじゃないかと思う。
未成年は当然それを拒絶。それについてLINEにて発言。
それに対し、主催者は未成年がコントロール下にないことを察し、縁切りに至ったのかもしれない。
そう考えると、
ミス・ユニバースは、それを目指す者にとって、素晴らしい夢に違いないが、主催者にしてみれば、夢の手助けをしているのではなく、単にビジネスでしかなかったということか。
それが必ずしも悪だとは決めないが。
そのLINEグループって個人的なグループなのかな?
もしそうなら、グループ内の**誰かが外部に**個人的な投稿をもらしたんだよね。