【ボイス】芯のある高い声を出したいけど【日記】
最近、カラオケに行きました。
絶望(笑)。
強く高い声が出ない。気配すらないんですよ。
(弱い声でもF5(hiF)より上がれないんですけどね。)
だからといって、諦められない!
目指せ、A5(hihiA)!
ベルティング発声
強く高い声というのは、地声を高く叩き上げたものらしい。
(単に地声を高くしたものではないらしい。)
その技術を、ベルティング発声というようです。
YouTubeで探してみると、力強さを感じる声でした。
このベルティングを習得すれば、何でも表現可能な気がしてきます。
ということで、ベルティング発声に関するコツを集めることに決定!
どんな声でも、筋トレが必要
良い声を出すためには、全身の筋トレが欠かせないようですね。
・適切な技術や理論を得たとしても、筋肉がなければ成り立たない。
たしかに、重い物を持ち上げるために、
効率的な持ち上げ方&筋肉育成方法を実践していても、
実際の筋肉が身につくまでは、持ち上げられませんもんね。
簡単にいえば、技術の効果が出るまでに、時間かかっちゃうぜってことですね。
喉まわりの筋肉は、適切に歌っていれば身につきますが、その他の筋肉は気合ですね。
筋肉量が十分に多いと期待できること
- 声に安定感が生まれる
- 音程を高くできる
- 声の音量が大きくなる
良いですね筋肉。マッスルマッスル。
特に、輪状甲状筋は声を高くすることに貢献してくれるそう。
筋トレ開始前には参考のために、
声の最高音階と最大音量をメモっておくと、
数字として成長が感じられて良さそうです。
私は、最高音階:F5(hiF)、最大音量:82db。(マイクまでの距離1m。)
ちなみに、ギネス記録では
最高音階:G10。2004年ブラジルにてGEORGIA BROWN(女性歌手)さん
最大音量:129db。2000年イギリスにてJILL DRAKE(女性教員補助)さん
GEORGIA BROWNさんの記録は最大音域として登録されているようで、 G2~G10の範囲。G10は人の耳には聞こえないレベル(超音波)。
JILL DRAKEさんは、なんと52歳の女性。
ミレニアムドームで開催された、ハロウィンフェスティバルでの記録だそうです。
正確なマイクまでの距離は分かりませんが、一般的には約2.5mのようです。
2.5mも離れたら、私だと74dbぐらいでしょうか。
129dbと74dbを音圧レベルで比較すると、約562倍!?。
計算間違ってるのかな、えげつない差です(笑)。
YoutubeでJILL DRAKEさんを訪問している動画がありました!
2012年の動画のようなので、この時は64歳前後でしょうか?
大声というよりかは、絶叫ですね!エネルギッシュ!
The Loudest SCREAM!!! // On The Road (Ep9) - YouTube
人の痛みの限界値は120-130dbで、85db以上は難聴の恐れがあるらしいので、大きな音を出す時は注意してね!
おまけ
男性が持つ最大音域のギネス記録
2008年アメリカにてTIM STORMSさん。G/G#-5~G/G#5。10オクターブ分!
G/G#というのは、GとG#の中間音という意味です。
また、一般人の平均音域は大体3オクターブといわれてます。
[HD] Tim Storms Vocal Showcase (G#0 - A4) Studio and Live - YouTube
そのほか、男性絡みで、YouTubeにスゴイ記録がありました。
ギネス登録されていないものの、
E1~A9(8オクターブ分)で、注目すべきは男性なのにA9という高さ!
Quãng Giọng Của Nicola Sedda (E1-A9) - YouTube
ベルティングの方法(以下、ベルト)
※喉を損傷しやすいので、専門家の監督下で練習することをおすすめします。
※練習時、少しでもノドに痛みを感じたら、すぐに休止する。
どこみても上記のような注意書きがありますね。気をつけよ。
喉に緊張や痛みのない叫び声(柔らかい叫び声)と呼ばれる
ベルトするだけなら、口を大きく開ける必要はない。
とにかく喉をゆるめ、上の前歯の後ろあたりに声を当てる
ベルトやチェストボイスは甲状披裂筋が優位
普段、高い声を出すときは、輪状甲状筋を優位にして出してるらしい。
けれど、ベルトでは甲状披裂筋を優位にする。
まぁ、とにかくリラックスしていれば、甲状披裂筋が優位になるっぽい。
この筋肉は、芯のある声の「芯」の役割をしてるんだって。
- 閉鎖はとても強い(閉じ切ってるわけではないみたい)
ため息の途中で吐く息を止めて、歌いだす。
喉を絞めるわけではなく、声帯だけを閉じて行きます。
- 喉仏の位置は高くなる
喉仏を低くしようとする人が多いけれど、高くなるのは自然。
リラックスしていれば、上がりすぎることもない。
それに伴って、舌が上がりそうになるけど、舌は落ち着かせる。
- でも、声帯は下げる
喉仏は上がるけど、声帯は下がる。謎ですね。
喉仏とは甲状軟骨のことで、その裏側に声帯が付着しているようですが。
たぶん、これもリラックスしていれば(ry
- まとめると、リラックス on リラックス in リラックス。
おそらく、悟った状態で上前歯裏に声を当てればベルトできますね。
大声を出すコツ
ベルトは、柔らかい叫び声ってことだったので、大声を出すコツを掴みたいのですが。
案外、調べても出てきません。
では、JILL DRAKEさんの真似をさせていただきます。
- 簡単に言うと、笑顔で口を大きく開く。
細かく言うと、
- 眉頭に力を入れ
- 頬あげて目を細め
- 口を後ろに釣りあげて、大きく開けて(唇を薄く引き延ばす感覚)
- アゴは若干引きつつ
- 一気に息を吸って(肩を上げつつ)
- 肩を下げ、全身を正面に押し出すように、声を放つ!
- アァー!!!!
一方、口の中は
- 下前歯の後ろに舌先をつけて、
- 舌後方は奥歯にのせる
- 力はしっかり抜いている!
- アァー!!!!
※顔は多少上を向いても下を向いても、問題なさそう。お好みかな。 ※大声は、高めの音程の方が出しやすい。
んむ、大きな声が出せそうです。
ついでに裏声も
裏声の出し方は、至るところで書かれていますね。
大人気の方法です。
- あくびの形で声を出す!
細かくいうと、
- あくびしたときに、喉に空気が通る様子を感じる。
- の途中で、最も冷たく感じた場所に当てるように、声を出す。
- 口や喉の形は、冷たく感じた瞬間を維持する。
やってみると、声が出しやすくなりました。
この方法を、最初に見つけた人は立派ですね。ありがたやー。
そして声を出す時に
息漏れさせるとファルセット。
息漏れしないとヘッドボイス。
重要キーワード「フォルマント」
詳しくは分からないけど、重要そうなやつ。
男っぽい声や女っぽい声のように特徴づけてる成分。
同じ音程のはずが、高く聞こえたり低く聞こえたりするのは、この成分のせいだったんですね。
どのフォルマントに脳が着目するかで、同じ音でも高く聞こえたり、低く聞こえることもあるそうな?
あいうえお、など。の音の判断にも使用されているようです。
また、鼻声には鼻声のフォルマントがあるよう。
低い方から、主に4種類ほどのフォルマントがメジャーのようです。
下から、F1,F2...と表記するようですね。
- ベルトのフォルマント
通常の発声と比較して、
-F1は目立った変化なし。舌と上あごまでの距離と関連があるよう。
-F2は増加。イの発音が代表。舌が前方に有り、その先で共鳴させる。
-F3は増加。唇の丸み。丸めないようにする。
-F4は増加。喉奥の空間を広く保つ。裏声を出す時のように。
あとは練習あるのみだな!